どんな犬でも!イタリアングレーハウンドでアジリティー

2007年3月のほたる

3歳の頃からは、アジリティーの練習に通いつつ、エクストリームにも参加していました。とりあえず、ノービスを走ろうと、アジリティーのレッスンだけに参加していました。、競技会にも怖いもの知らず・・・の精神で、出てました。が、エクストリームと違い、気持ち良く走っているところを、呼んで旋回させることがなかなかできません。呼び戻しがきかないので、ノービスをクリアーすることは、とても無理、考えを改めました。これは、どうにもならん!ということで、しつけ(オビディエンス)に通いはじめました。2007年の2年後に、AG1に無理やり出場していました。無謀にもノービスとAG1で、福岡遠征に行ってましたし。何も知らないというのは、恐ろしい行動力・・・。

2007年12月ノービスと1度の無謀の福岡遠征

2009年5月はじめて、ファイナル権を獲得して走ったファイナル!

2008年滋賀に、はじめてジャパングランプリを見にきて、みなさんがファイナルを走っている姿をみて、「来年は、ほたるとファイナルを走りたいなあ。」と思いました。

2009年の競技会でファイナル権を獲得することができ、はじめてファイナルを走りました。失格する直線トンネルまでは、MCもびっくりするくらいの、選考会基準タイムをクリアーする勢いのテンションで走ってくれました。失格した後も、お互いに気持ちよく走ることができました。特に最後のハードル4本は素晴らしい走り!念願のファイナルに出場することができて、すべてが感動でした。

 

それにしても、今見るとひどいハンドリングだな~。ほたるがかわいそうだ。もっと気持ちよく走らせてあげるハンドリングが思いつかなかったのかしら・・・。

2010年IFCS世界大会

2010年IFCS世界大会でギャンブラー3位!の動画です。

オビディエンスの力でもらった、ご褒美です。

 

ほたると世界大会に行けることになったのは、いろいろなラッキーが重なった結果です。そもそも、普通はイタグレでアジリティーの世界大会行きたい!と思わないかもしれません。でも、ほたるは、走るのが速くて、何かを教えると何でも喜んで、やりました。それを見て、もしかして・・・!?と思ってしまったのです。

そして、ハウスショウに出会い、犬種に関係なく、全ての犬に平等に教えてくれる、犬そのもの!のような先生に教えていただくことになります。この先生でなければ、ほたるは、世界大会に行くことはなかったし、アジリティーを続けていなかったと思います。

そして、2012年のIFCS選考会に、最初で最後のオビディエンスの評価がありました。オビディエンスの評価が入ってなかったら、選考会2位で代表になっていなかったでしょう。

そして、いつも見守っていてくれる家族。世界大会の荷造りで、いつもの地味な色の洋服を準備していると、「世界大会なんて、めったに行けないお祭りなんだから、もっと明るい色の服にすればいいのに!」と。いつも着ない明るい色の洋服を買ってきてくれました。

現地では、日本のアジリティー競技会でも着たことがなかったし、外国人選手でスカートは誰もいない。恥ずかしくて、1種目めは、いつもの長パンツで走りました。2種目めは、せっかく買ってきてくれたわけだし、私にとって競技の結果は関係ない、参加することに意義がある「お祭り!」なんだから!と勇気を出して、スカートで走りました。そのことによって、気持ちも軽くなりました。外国人選手からは、背も小さくて、派手な色のスカートをはいているのから?か「Japanese girl!」と呼ばれました。遠くから見たら、子供が走っているように見えたのかもしれません。(笑)

 

そんなこんなで、まさかの表彰台にも上がらせてもらうという、うれしい!おまけが付いていました。

 

 何十時間もかけて、イギリスまで行きましたが、ほたるは、全く体調を崩さず、現地でも常に元気いっぱいでした。そのことにも、感動と感謝でした。

素晴らしい体験をさせてもらって、ハウスショウや家族、そしてOPDESに感謝の気持ちでいっぱいでした。そして、ほたるにありがとう!

かこいい!ロシアのおばちゃんハンドラーの動画

この大会で一番輝いていたペア。犬はもちろん、おばちゃんもすごい、カッコイイ!!印象に残る素晴らしいペアでした。

このペアの走りは、動画のとおり、素晴らしいのですが、総合優勝だったと記憶していますが、最後にWinning runをしたときの、おばちゃんと犬の一体感がほんとに素晴らしいものでした。感動もので、鳥肌が立ったことを覚えています。

アジリティーをはじめて、6年後のほたる

アジリティーをはじめて、6年後のほたる

2011年6月ジャパングランプリのスティープル・セミファイナルの走りです。

ほたるとのアジ人生の中で、一番気持ちよく走れた、スティープルです。なんと、Mプードルのクールちゃんと同じタイムでした。ほたるの場合、他の犬のタイムや順位をいつも全く気にしていなかったので、後から結果を見て、びっくりでした。

 

あきらめずに、続けければ、どんな犬でも、アジリティーが楽しくなります!

と同時に、アジリティーは1、2年の短い期間ではなく、5年、6年と時間を経て楽しく走れるようになる!ということも知っておいていただければと思います。 

 

アジリティーは、どんな犬でも!イタグレでも楽しめることを証明できたのではないでしょうか。